【Scratch】簡単なプログラミングを始めよう! ~ 9×9マスター その1 ~
プログラミングの勉強方法に「写経」というものがあります。
読んで字のごとく、お手本になるプログラムを書き写すことによってプログラミングを勉強していきます。
私はよくプログラミングの本を買って、本を読みながら書かれているプログラムを自分でも書いて動かしていました。
実際に書いて動かそうとしても動かないこともあり、そこで原因を調べたりするのに時間がかかったりもしました。
でも、そういう調べる行為も勉強になります。
頭の中で考えるだけでは、実際にプログラムを書けるようにはなかなかなりません。
なるべく手を動かして、プログラムの動作も確認しながら少しずつ進めていきましょう。
今回は、9×9の勉強ができるプログラムを作ってみたいと思います。
昨年、私の娘は9×9を頑張って暗記していました。
算数の最初の壁かもしれません。
プログラミングを学びながら、9×9をマスターしたいですね。
まずは、新しい作品を作りましょう。
今回のプログラムはこちらになります。
さっそく写経してみましょう。
緑の旗がクリックされたとき
どこにどのパーツが入っているのか、最初はわからないかもしれません。
徐々に覚えていきましょう。
「緑の旗がクリックされたとき」は「スクリプト」の「イベント」に入っています。
「1×1=」と聞いて待つ
このパーツは、ネコが「1×1=」と聞いてきます。
答えを入力するまで次の処理に移りません。
もし「答え=1」なら
「答え」には、「1×1=」と聞かれたときに入力した答えが入ってきます。
1と入力したら、答えに1が入ってます。
その場合、すぐ下の処理が実行されます。
1以外を入力していたら、「でなければ」の次の処理が実行されます。
「せいかい♪」と1秒言う
ネコにしゃべらせます。
1秒しゃべった後は、何もしゃべっていない状態になります。
でなければ
「1×1=」と聞かれたときに、1以外の答えを入力した場合、すぐ下の処理が実行されます。
「ちがうよ・・・」と1秒言う
ネコにしゃべらせます。
1秒しゃべった後は、何もしゃべっていない状態になります。
緑の旗をクリックする
それでは、実際に実行してみましょう。
「1×1=」と聞かれたときに、入力した答えにより、ネコがしゃべる言葉が変わります。
このようにプログラムは、条件により処理を変えることができます。
「1×1=」や「答え=1」を変えることにより、いろいろな問題を作ってみましょう。